情報提供お問合せ広告掲載

公式X(旧ツイッター)

公式インスタグラム

胆振東部地震から8年 あの日を思い出し、今できる備えをもう一度

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震から、今日で丸8年となります。

最大震度7を観測した厚真町では、9月5日(土)に追悼式が行われました。

あの日のことを、今でも覚えているという方は多いのではないでしょうか。突然の大きな揺れ。そして、その後に起こった大規模な停電、いわゆる「ブラックアウト」。

電気が使えないだけでなく、テレビやインターネットなど、普段当たり前のように使っている情報手段が十分に利用できない状況を経験しました。当時は、何が起きているのか、どこから正しい情報を得ればいいのか分からず、不安を感じた方も少なくありませんでした。

8年という時間が経った今だからこそ、あの日の経験を思い出しながら、日頃の備えについて改めて考えてみませんか。

苫小牧市の「防災ハンドブック」を確認してみよう

苫小牧市では、災害に備えるための「防災ハンドブック」を公開しています。

2024年3月には全面改訂され、避難施設の一覧や浸水想定区域など、最新の情報に更新されています。地震や津波、洪水、土砂災害、火山災害などについてまとめられているほか、災害が起きたときの避難について考える「マイ・タイムライン」も掲載されています。

普段はなかなか開く機会がないかもしれませんが、いざというときに「どこへ避難すればいいのか」を知っているだけでも、行動のしやすさは変わります。

この機会に、自宅や職場、学校など、自分や家族が普段過ごしている場所の周辺を確認してみてはいかがでしょうか。

苫小牧市の防災ハンドブックやハザードマップは、こちらから確認できます。

苫小牧市「防災ハンドブックとハザードマップについて」

自宅周辺の危険箇所を「Web防災マップ」で確認

苫小牧市には、インターネット上で防災情報を確認できる「苫小牧市Web防災マップ」もあります。

地図上で防災情報を確認できるほか、避難施設などの情報も確認できます。

「自宅から一番近い避難場所はどこ?」「津波が来た場合、どちらへ逃げればいい?」「職場から避難するとしたら?」

そんなことを、実際に災害が起きる前に一度確認しておくことが大切です。

苫小牧市の津波ハザードマップは市内を17地区に分けて作成されているため、自分が住んでいる地域のマップを確認しておくのもおすすめです。

苫小牧市Web防災マップを確認する

食料や水、トイレの備えも忘れずに

ブラックアウトを経験したことで、「電気が使えないと、こんなにも生活が変わるのか」と感じた方も多かったと思います。

災害時にはライフラインが止まり、物資の供給も普段とは違う可能性があります。水や食料だけでなく、簡易トイレ、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、ラジオ、乾電池、ランタンなど、電気や水道が使えない状況を想定した備えも確認しておきたいところです。

苫小牧市の防災ハンドブックには、非常備蓄品や持ち出し品についてもまとめられています。

すべてを一度にそろえるのは大変ですが、普段から食べているものや使っている日用品を少し多めに買っておき、使った分を買い足す「ローリングストック」という方法もあります。

災害のためだけに特別なものを用意するのではなく、普段の生活の延長で備えておく方法です。

「正しい情報をどこから得るか」も備えのひとつ

そして、胆振東部地震を経験した私たちが忘れてはいけないのが「情報」です。

あの日は停電によってテレビが見られなくなり、スマートフォンもバッテリーの残量を気にしながら使う状況になりました。SNSなどではさまざまな情報が流れ、何が正しい情報なのか分からない状況もありました。

だからこそ、災害が起きたときに「どこから情報を得るのか」を平常時から確認しておくことも、防災のひとつです。

苫小牧市では、避難情報などを配信する「苫小牧市防災メール」も用意されています。「災害が起きたら、どこから情報を得るのか」を今のうちに決めておくことも、日頃の備えのひとつです。

苫小牧市の防災情報・防災メールについてはこちら

胆振東部地震をきっかけに生まれた「FMとまこまい」

苫小牧には現在、コミュニティラジオ「FMとまこまい」があります。

2023年9月1日に開局したFMとまこまいは、災害時に正しい情報を早く伝えることも大きな役割のひとつとして開局しました。

そもそも、苫小牧でコミュニティラジオをつくろうという機運が高まった背景には、2018年の胆振東部地震があります。

地震による停電などで情報を得ることが難しかった経験から、「苫小牧にも防災に役立つコミュニティラジオが必要なのではないか」という声が生まれ、その後、市民による開局への動きが進みました。

そして2023年9月1日にFMとまこまいが開局。今年9月1日には開局3周年を迎えています。

胆振東部地震を経験したことが、現在の苫小牧の「情報を届ける仕組み」にもつながっているのです。

いざというとき、ラジオを使える準備も

大規模な停電が起きたとき、スマートフォンは情報収集に便利な一方、充電ができなければ使える時間には限りがあります。そんなときに役立つのがラジオです。

自宅にラジオがあるか、乾電池は用意しているか。今のうちに確認しておきましょう。

FMとまこまいの周波数は83.7MHzです。

また、「ラジオは持っていない」という方も、スマートフォンやパソコンからFMとまこまいを聞く方法があります。

FMとまこまいは、防災機能付きラジオアプリ「Radimo(レディモ)」に対応しています。あらかじめアプリをインストールしておけば、スマートフォンからFMとまこまいの放送を聞くことができます。

パソコンの場合は、ブラウザ版から放送を聞くこともできます。

Radimo(レディモ)のアプリ・利用方法はこちら

災害が起きてから情報を得る方法を探すのではなく、平常時に一度アプリをインストールして、実際に放送を聞いてみるなど、いざというときに使える状態にしておくことも大切です。

災害時には、テレビ、インターネット、SNS、ラジオなど、複数の情報手段を持っておくことで、必要な情報を得られる可能性も高まります。「自分はどこから情報を得るのか」を、普段から考えておきたいですね。

あの日を忘れないために、今日できること

胆振東部地震から8年。

時間が経つにつれて、あの日の記憶が少しずつ遠くなっている方もいるかもしれません。

だからこそ、9月6日という日にもう一度思い出してみる。自宅の周辺にある避難場所を確認する。防災ハンドブックを開いてみる。家族と災害時の連絡方法を話し合う。水や食料、簡易トイレなどの備蓄を確認する。そして、災害が起きたときにどこから正しい情報を得るのかを確認しておく。

特別なことをする必要はありません。「あの日は大変だったね」と家族や友人と話すことからでも、防災を考えるきっかけになるのではないでしょうか。

いつ起こるか分からない災害だからこそ、何も起きていない今日のうちに、できることから少しずつ備えておきたいですね。

8年前のあの日を思い出すことをきっかけに、今日からできる備えを、家族や大切な人と一緒に考えてみませんか。

話題
Spotifyアーカイブ
Spotifyアーカイブ
シェアする
この記事を書いた人
zoe

生まれも育ちも苫小牧の40代。イベントではハスカップをかぶっています。
苫小牧の街並みや昔の写真、地図を見るのが大好きです。
日々苫小牧の話題をリサーチして、皆さんの役に立ちそうな生活情報をお届けできるよう奮闘します!

zoeをフォローする
タイトルとURLをコピーしました