
2025年12月14日(日)、午後から苫小牧にもまとまった雪が降りましたね。
ホームセンターでは除雪グッズを買い求める方が多く見られ、また夜が明けた12月15日(月)になってからは降った雪が溶け、さらに路面状況が悪化しています。
上の写真は午後15時頃の錦町一条通り。路肩には水分を含んだ雪が歩道にまであり、車の運転だけでなく歩行者も注意が必要な状況です。
夜になり凍結するとさらに危険な状況になりそうですね。
そこで、市内の除雪に関する情報を以下にまとめてみました。
⛄️ 苫小牧市の除雪体制と開始基準
- 実施体制: 80の業者と約225台の機械を使用し、市内を11のブロックに分けて作業を実施しています 。除雪機械は除雪トラック、除雪グレーダ、除雪ドーザ、ロータリ除雪車などを使用しています 。
- 除雪開始の判断基準: 天候や雪質によって異なりますが、降り始めから10cm以上の降雪が予想され、交通障害が発生する恐れがあるとき、または、吹きだまりやワダチなどで交通に支障が出ているときが目安となります 。雪が10cmを超えていても、踏み固まっている場合や気温が上がって解けそうな場合は、除雪は見送られます 。
- 除雪路線: 車道除雪は、幹線道路・準幹線道路(バス路線)・生活道路を同時に実施することを目指しています 。歩道除雪は、幅員1.5m以上の路線を機械で施工していますが、1.5m未満の路線や通学路の一部は人力による除雪となります 。
⚠️ 安全な作業のための市民の協力事項
安全で円滑な除雪作業のため、市民の皆さんには次の点にご協力をお願いします 。
- 路上駐車はやめましょう: 路上駐車は除雪の支障となり、同一の場所に引き続き12時間以上(夜間は8時間以上)駐車すると車庫法違反(20万円以下の罰金)となります 。
- 路上に物を置かないでください: 除雪作業の支障となるため、路上への設置物は撤去してください 。
- 宅地内の雪は宅地内処理をお願いします: 敷地内の雪を道路に出さず、敷地内で処理しましょう。除雪後に車道へ雪を出すことも、交通の支障となるためやめましょう 。
- 間口処理にご協力をお願いします: 除雪後、出入口に残った雪の処理(間口処理)にご協力をお願いします 。
- 雨水桝に雪を捨てないでください: 融雪時の雨水桝周辺の除雪にもご協力をお願いします 。
- 除雪機械には近づかないでください: 除雪作業中は大変危険ですので、除雪車両には近づかないようにしてください 。
- 雪や破砕した氷などを道路に捨てる行為は禁止されています: この行為は道路交通法違反であり、事故を引き起こす危険性があるため、捨てないようにしてください 。
🧊 凍結対策
路面凍結による事故防止のため、市は以下の対策も実施しています 。
すべり止め砂の提供: 路面凍結による事故やけが防止のため、依頼のある町内会にすべり止め用の砂を渡し、砂まきへの協力をお願いしています 。通学路などの交差点付近には砂箱も設置されています 。
凍結防止剤の散布: 幹線・準幹線道路の交差点付近、跨線橋、アンダーパス、勾配の急な坂道、急カーブなどを対象に、凍結防止剤が散布されています 。
「みんなで除雪」のパンフレットについて
除雪に関する情報をまとめたパンフレットもご確認ください。
「みんなで除雪」のダウンロードはこちらから

各ブロックに分かれたエリアごとの除雪情報を公開しています。
皆さんのお住まいのエリア、また職場のエリアの状況が確認できます。
こちらからご確認ください。

