「とまこまいFUN」編集長のぞえです。
実はわたくし、前職で15年以上事故の損害調査担当者として苫小牧市内の事故を中心に携わっていました。
その経験から、今まで何度も事故の対応をした多発スポットを7選としてまとめてみました。
これから冬に向けてますます道路が悪くなっていきますので、ぜひ参考にして走ってみてくださいね。
まずは交差点から。
【その① 】弥生町×白金町の丁字路交差点
この交差点は、2023年の夏頃までは一時停止の標識の設置場所が逆になっていました。
上の写真は2024年12月に撮影していますが、2023年8月のGoogle MAPでは一時停止標識がなく、交差する側に標識があります。
おそらく、以前はこの場所が丁字路ではなく、白金町1丁目と2丁目の間に道路があり、進んだ先に踏切があった名残ではないかと思われます。
現在は写真のように関係者以外立ち入り禁止ですので、実態に即した標識の設置に変更されたのではないでしょうか。
ちなみに、一時停止標識が外された交差道路にもまだ停止線のラインが残っているので、以前の道路状況を知っている方はここで互いに停止し、お見合いとなるケースも見かけます。
互いに停止せずに走ってしまうと事故につながってしまうので注意が必要な場所です。
場所はこのあたりです。
【その② 】白金町2丁目 大成大通の跨線橋×側道
ディジーフラワーホールや苫小牧西高等学校があるあたりです。この場所は、跨線橋から降りて左折する車と、左側にある側道を走る車が接触する可能性がある場所です。
側道側に停止線はあるものの、直進もできるため跨線橋からきた車からはかなり確認しづらく危険なスポット。
ちなみに、同じような形状で危険な場所だった新中野町3丁目の同樹会苫小牧病院や焼肉金剛園などがあるあたりの跨線橋×側道は、2018年頃に合流する形に変更しています。
白金町も同じような形にしてもらえれば危険が減るのではないでしょうか。
場所はこのあたりです。
【その③】北光町×木場町 踏切付近の交差点
通称「山手町踏切」を北側に進んだ交差点。踏切を通過する道路と、駅北口方面につながる「啓北木場町線」が交差するこの場所は、車同士の事故がとても多いスポットです。
直進する車、右左折する車などさまざまな動きをする車両が多く、一時停止側の確認不足により接触することが多かった印象です。
この道路は先に進むとエゾシカもよく出没するスポットでもありますね。
場所はこのあたりです。
【その④】4方向に一時停止がある交差点
写真は川沿5丁目公園付近の十字路交差点です。
どちらにも一時停止の標識があるので譲り合いが起こり、そのあとにどちらも発進して接触するケースもあります。基本的には交差点は左方からくる車両が優先になりますが、左方車だからと漫然と走行すると事故につながりますので注意しましょう。
場所はこのあたりです。
ここからは単独事故が多いスポットです。
【その⑤ 】柳町3丁目 国道36号線の縁石乗り上げ
「イオンモール苫小牧」と、「くら寿司 苫小牧店」の間の道路から国道36号線に右折する場所です。
撮影した2024年12月もクッションドラムがなく、パイロンが設置してあったのでおそらく応急処置の状況と思われます。
縁石の乗り上げ事故が多いため右折を誘導する破線のラインも引かれていますが、見落としやすい場所なので注意が必要です。
【その⑥】明野北通(三光町×住吉町から札幌方向に右折)
こちらも柳町同様、右折の際に縁石に乗り上げるケースが多く、写真の通り縁石がボロボロになっており、本来設置してある標識が外れてパイロンが置いてありました。
これから積雪が多くなるとさらに確認しにくくなるので注意が必要です。
場所はこのあたり。
【その⑦】橋、跨線橋、陸橋、踏切などのスリップ事故
写真は啓北橋です。
冬季間に頻発するスリップ事故は橋や跨線橋などで危険度が増します。
地面よりも橋の方が路面温度が低いため凍結しやすく、ガードレールなどへの接触が多くなります。
充分にスピードを落として走行するようにしましょう。
啓北橋はこのあたりです。
皆さんも車で走行していて、危ないと思った場所はありますか?
「この場所もよく事故を見かけるよ」という場所がありましたら、情報提供をお待ちしています!