2026年3月にオープンする予定の苫小牧市民文化ホール「ART CUBES(アートキューブズ)」。
先日行われた「第2回 現場見学会」に参加することができましたので、現在の様子をレポートしていきますね♪
今回、募集定員の240名に対して2倍近くの応募があったそうで、市民の関心の高さが伺えます。

新施設「ART CUBES」は、苫小牧市民会館のほか、



文化会館、労働福祉センター、交通安全センターの4施設の各機能を統合した市民活動の新たな拠点となる施設です。

この日はA班、B班の二手に分かれて見学を行いました。
また、外観からもイメージができますが
親しみやすい愛称「アートキューブズ(ART CUBES)」の由来についても知ることができました。
「アート=芸術」「キューブズ=箱たち」という意味が込められており、建物の外観も氷を重ねたような真っ白なデザイン。
苫小牧が「氷の都」と呼ばれることにちなんで、氷が溶け、つながり、街ににぎわいが広がるイメージで設計されているそうです
断熱&環境に配慮された建物づくり。東小学校の名残も!
まず驚いたのが、建物の外壁。
外断熱工法という、建物全体を発泡スチロールのような断熱材で包み込む設計がされており、
これにより冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間が実現されるとのこと。

さらには敷地内にビオトープ(自然池)を整備し、周囲に6万株の植栽を計画中!
かつてこの場所にあった「東小学校」の名残も、ビオトープとして引き継がれるそうです。
続いて案内されたのは、メイン施設となるグランドホール。
こちらはなんと1200席(車椅子スペース6席含む)の大空間。
・扇形の座席配置で、どの席からでも見やすい
・LED照明と最新音響設備を導入
・床下空調による静かで快適な冷房
ステージを設置した後に床や階段状の客席を組み立てていくとのことで、現在はまさにその工事の真っ最中でした。
マルチホール(小ホール)は用途自在!
もう一つのホール、マルチホール(400席)も見学しました。
こちらの特徴は、可動式の観覧席とスライディングウォール!
席を全て収納してフラットな空間として使えたり、
外部とつながるような開放的なレイアウトにも変更可能。
コンサートや講演会はもちろん、展示会や地域イベントなど多彩な使い方ができそうです。
伐採した木材が壁材に再利用!
このホールの壁面には、伐採した敷地内の木を加工した木製ルーバー(格子)が使われていて、
環境への配慮と地域の記憶を大切にした設計に感動しました。
完成は2026年3月予定!
現在の進捗としては、2026年3月にが先行オープン、
残りエリアは2027年4月にオープン予定とのことです。
「市民のための場所」へ
今回の見学会は、市民応募から抽選で選ばれた240名限定。
参加者の中には「旧・東小学校の思い出が残るようで嬉しい」と話す方や、
「完成したらまた必ず来たい」と話す方も多く見られました。
最後には、参加記念として見学会限定のとまチョップ缶バッジもいただきましたよ♪
公式SNSアカウントも開設中!
市民文化ホールは、公式ホームページのほか、
InstagramやX(旧Twitter)でも情報発信を開始しています。
今後のイベントや施設情報を知りたい方は、ぜひフォローしてみてくださいね♪
地域の“新たな居場所”へ
苫小牧市民文化ホール(アートキューブズ)は、
ただの「建物」ではなく、市民みんなの文化・芸術・交流のハブとしての役割を担っていく場所。
完成がますます楽しみになりました♪
完成後には内覧会も予定されているそうなので、今回参加できなかった方も、ぜひ次のチャンスをお見逃しなく!
苫小牧市民文化ホール「ART CUBES(アートキューブズ)」の場所はこのあたりです。