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表町2丁目、王子不動産第一ビルの解体が本格的に始まりました。

表町2丁目にある「王子不動産第一ビル」の解体が徐々に進んでいます。

写真は2025年1月27日(月)現在の様子です。以前、記事でお知らせした時と比較すると建物の周りには囲いがつけられており、近づいてみると窓も開いていました。

以前の状態はこちらから確認ができます。

解体工事の工期は2024年9月24日(火)〜2025年7月31日(木)の予定なので、急に姿がなくなることはないかと思いますが、外壁の解体が始まれば一気に景色が変わりそうですね。

昔の王子不動産第一ビル

写真提供:苫小牧市立図書館

先日の記事でも、この辺りの昔の写真を掲載しましたが、今回王子不動産第一ビルのみが写った写真を見つけました。
昭和43年に撮影されたもののようです。

現在、北隣にあり北海道銀行などがある「王子不動産第三ビル」が1973(昭和48)年竣工なので、この写真が撮影された当時はまだないことがこの写真でわかりますね。

現在のグランドホテルニュー王子の前身である「ホテルトマコマイ」の看板が見えます。
ホテルトマコマイは1963(昭和38)年にビルの4階・5階部分に開業したそうです。


そして北海道拓殖銀行(のちの北洋銀行)はこの頃からすでにこの建物にあったんですね。現在は東隣に建てられた王子不動産センタービルに移転しています。

1963年8月から、長い間この地を見守ってきた建物が無くなる姿がまだ想像できません。
とまこまいFUNでは、今後も街の移り変わりを記録していこうと思います。


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