表町2丁目、国道36号沿いにある「王子不動産第1ビル」。
礎石には写真では見づらい(肉眼でもなかなか見づらい)のですが「昭和37(1962)年9月」と書かれています。
ちなみに王子不動産のホームページでは、竣工日は「1963(昭和38)年8月竣工」と書かれていました。
地上5階建て、地下1階には居酒屋「いろはにほへと 苫小牧王子ビル店」もあったのもこちらの建物です。懐かしいですよね。
ビル自体は2024年7月31日(水)で閉鎖され既に出入りできない状況になっているのですが、今回、こちらの歴史ある建物が解体されるとの情報が入りました。
周辺にあるビルの入居者あてに、解体スケジュールを知らせる手紙が届いたそうです。
そこには解体工事期間が「2024年9月24日(火)〜2025年7月31日(木)(予定)」と書かれていたそうです。
建物解体は2024年12月頃から開催されるそうですが、事前工事などでこの景色はいつまで見られるのかはわかりません。
ちなみに、撮影年月は不明ですが王子不動産第1ビルの前、現在のシンボルストリートの写真を。
奥には鶴丸が見えます。
少しアングルが違いますが、カクサダクリーニングが同じ位置にありますね。王子不動産第3ビルの看板も、現在はだいぶ少なくなっています。
もう一枚、国道を挟んで苫小牧警察署あたりから見た王子不動産第1ビル。
中央バスのターミナルやホテルニュー王子も懐かしいですね。
個人的にはコカコーラの赤い看板が印象に強く残っています。
バスターミナルは現在の「とんかつ専門 玉藤」、ホテルニュー王子は「王子不動産センタービル」に生まれ変わっていますね。
第1ビルも、解体されどんな景色になっていくのか気になるところです。
場所はこのあたりです。